短文から英語を学ぶ1 Her advise was : live as simply as you can, for-this was her favourite phrase - the fewer the wants, the happier one is.
どうも、けていです。
TOEICも終了し、ようやく試験勉強以外の勉強時間が確保できるようになりました。
本日から自分が見た英語の短文の一部をアレンジして、それから英文法を再確認しようという試みを始めたいと思います。
今日の英文は、
Her advise was : live as simply as you can, for-this was her favourite phrase - the fewer the wants, the happier one is.
です。
是非皆さんも重要箇所が何かを考えてみてください。
目次
コロン(:)の使い方
一つ一つ解説していきましょう。
まず最初に取り上げるのは、:(コロン)です。
Oxford英英辞典によると、kolon(:) は、
used to introduce a list, a summary, an explanation, etc. or before reporting sb has said.
と書かれています。リストや要約、説明などを紹介するときや、誰かがすでに言ったことを報告する時に使うようですね。
受験英語だと「:は同格だと思え!」と教わりましたが、本来の意味はこれらしいです。上記の文だと、彼女の助言は~だった。という風になり、説明を紹介するに当てはまりますね。
これと紛らわしいものに;(セミコロン)があります。
;(セミコロンは)
used to separate the parts of a complicated sentense or items in a detailed list, showing a pause that is longer than a comma but shorter than a full stop/period.
と書かれています。複雑な文や詳細なリストの項目を区切るときに使われ、カンマより長く、ピリオドより短い間を示すようですね。
受験英語だと「;(セミコロン)は接続詞だと思え!」と教わりましたが、こういう意味なんですね。
as[so]...as~の使い方
as[so]...as~は、比較級の単元でも非常に基礎的な「同格比較」です。
~と同程度… という意味を表します。
また、as[so]...as~は
Do you know anyone so naughy as Ruth?(ルースと同じくらい行儀が悪い人知ってる?)
のように疑問文だとso...as~の方が使われやすいのにも注意しましょう。
さらに補足ですが、a charming girl のように、形容詞+名詞を修飾したい場合、
as[so]+形容詞 a 名詞+as~の語順になる事も重要です。
よって as charming a girl as ~のようになりますね。
forの語法
forはここでは「接続詞」として使われています。
しかし、辞書によるとこれはold-fashionedでliteraryであるようで、確かに一般的ではないような気がしています。私は今カントのある書物の英訳を授業で読んでいるので、forとはよく出会っていますが。。。(笑)
受験英語ではたまに出るかもしれませんね。
the+比較級, the+比較級
the+比較級, the+比較級も、比較級の単元の定番で、受験英語が大好きな慣用表現ですね。意味は「~すればするほど、ますます~」です。
基本形はThe more I tried to lose weight, the more weight I put on.(もっと痩せようとすればするほど、それだけいっそう太ってしまった)の ように、 the+比較級 SV, the+比較級 SV.ですが、SVが省略されることもあります。
今回の文章はVが省略されています。
the fewer the wants, the happier one is.
斜体部分は名詞句であり、恐らく後ろのbe動詞等が省略されているのでしょう。
まとめ
以上の要点を踏まえて訳出すると、
Her advise was : live as simply as you can, for-this was her favourite phrase - the fewer the wants, the happier one is.
『彼女の助言はできる限り質素に生きなさい、というものであった。というのも「求めるものが少なければ少ないほど、幸せになる」というのが彼女のお気に入りのフレーズだったからだ。』
になります。
他にも触れたい文法的要点はありますが、今回はこの辺で。
読んで頂き誠にありがとうございました。
では。